失敗しない樹木葬の選び方
How to choose
そもそも樹木葬ってどういうもの?
樹木葬は、後継者に迷惑をかけないお墓です。
宗旨・宗派問わない墓地で、誰でも自由にご利用することができます。ご契約時に頂いた費用以外は一切かかりませんので、のこされた方々へのご負担は0円です。安心して供養していただくことができます。
どうして樹木葬が注目されているの?
「核家族化が進み、“家”から“個”が重視されるようになってきた」「少子化の影響で、兄弟姉妹の数が減っていて、お墓を維持・管理していくことが負担」「子どもがおらず、お墓を継ぐ人がいない」「宗旨・宗派にこだわりがない」など、様々な理由がありますが、子世代にお墓のことで負担をかけたくないと考える親世代が、継承者不要・金銭的負担が軽い「樹木葬」を考えるようになってきたことも、樹木葬の広がりの理由のひとつと考えられます。
また、お墓が遠方で、維持・管理が難しいため「お墓じまい」した人が、先祖代々のお墓を樹木葬に改葬=「お墓のお引っ越し」をするケースもあります。
少子化はお墓の後継ぎ減少にもつながっています
2000年代に入り、50歳までに一度も結婚したことがない人の割合=生涯未婚率は増加し続け、1971~74年の第2次ベビーブーム期を境に、年間出生率は減少し続けています。
どういう人が樹木葬を買っているの?
こんなお悩みを抱えていらっしゃる方が樹木葬を購入されています。
樹木葬霊園を選ぶときのポイントは?
1霊園の所在地(アクセスが便利かどうか)
まずは「お墓参りする人が行きやすい場所かどうか」が大切です。景観がいいという理由で、自宅からあまりにも遠い場所を選ぶと、お参りする方の負担になります。
車を利用する場合は、駐車場は霊園に隣接しているのか、それとも少し離れた場所にあるのか、どの程度の台数を停められる規模の駐車場が完備されているのかの確認を。
2宗旨・宗派の有無
最近では「無宗教」で葬儀を行う方も多いため、宗旨・宗派を問わない墓地・霊園も増えています。
ただし、宗教法人や寺院が運営する墓地・霊園の中には、その宗教の信者のみや寺院の檀家のみの埋葬しかできない場合もあるので注意が必要です。
また、本人は無宗教での葬儀・埋葬を希望していても、ご家族・ご親族が、先祖代々信仰している宗教でのご供養を希望する場合がありますので、ご家族・ご親族と充分な話し合いが必要です。
3管理状態や設備、管理費
樹木葬を購入される方の多くは2名以上の埋葬を希望されるため、納骨後にお墓参りに来られる方が多いです。そのため、墓地の管理状態や設備が非常に重要になってきます。当霊園の樹木葬は、管理人が常駐しており、管理費も含まれていますのでご安心ください。
※彌勒禅寺・慶運寺霊園は境内墓地ですので、管理人の常駐はございません。
4費用
永代使用料
墓地・霊園を選ぶときの一番のポイントが「永代使用料」です。
これは、お墓を建てる時に支払う「土地を永代にわたり使用するための料金」=「お墓の土地代」です。
埋葬料
多くの墓地・霊園が一人あたりの料金を設定しています。複数人を埋葬する場合の費用については確認が必要です。
年間管理費
墓地・霊園によっては、年間管理費がかかる場合もあります。
資料やサイトで確認するだけではなく、見学の際にきちんと確認しておいたほうがいいでしょう。
後悔のない樹木葬霊園選びを
樹木葬霊園の良し悪しは、資料を見るだけではわかりません。
実際に現地に見学に行き、場所や価格が希望と合っているかどうかを確認し、樹木葬のメリット・デメリットも踏まえたうえで、ご家族・ご親族と話し合い、ご自身が納得できる最適な霊園を選びましょう。